2012.08.30 Thursday口唇の粘液のう腫
唇にできる腫瘍についてお話ししようかと思います。
この記事の”カテゴリ”は『歯科治療』としていますが、
実は、唇は形成外科でも、歯科でも治療を行うことがあります。
なので、当院では唇になにかできている、という患者さんは
夫婦で協力して治療に当たることが多いです。
こちらの方は10代のお嬢さん。
唇にこんな玉のようなものができて、他院で切除してもらったのですが、
また再発してきた、といらっしゃいました。
これは、口唇粘液のう腫というもので、玉のような表面のものに目がいきますが、
しっかり根治させるには原因となる小唾液腺までとらないといけません。
唇はグニグニ動きますから、術者以外に唇を保持している人もちゃんとわかって支えていないと、唾液腺が見えにくい。
この方の場合は術者じゅんじ先生、助手私 でした。
術直後の様子。
レーザーで取ることもありますが、切って縫った方がこの場合は痛みが少ないと判断しました。
抜糸して数日すればこの通り。
粘膜はほぼ傷もなく綺麗に治ります。
もちろんできた部位、大きさによっては切除方法や切る方向など仕上がりを考えないと本当に綺麗にとはいきません。
口唇粘液のう腫はあんまり聞き慣れない病名だと思いますが、
しばしば遭遇する疾患です。
唇になんかできたけどどこに相談に行けばいいか・・・と悩んでいらっしゃる方はお気軽にご相談ください。
この記事の”カテゴリ”は『歯科治療』としていますが、
実は、唇は形成外科でも、歯科でも治療を行うことがあります。
なので、当院では唇になにかできている、という患者さんは
夫婦で協力して治療に当たることが多いです。
こちらの方は10代のお嬢さん。
唇にこんな玉のようなものができて、他院で切除してもらったのですが、
また再発してきた、といらっしゃいました。
これは、口唇粘液のう腫というもので、玉のような表面のものに目がいきますが、
しっかり根治させるには原因となる小唾液腺までとらないといけません。
唇はグニグニ動きますから、術者以外に唇を保持している人もちゃんとわかって支えていないと、唾液腺が見えにくい。
この方の場合は術者じゅんじ先生、助手私 でした。
術直後の様子。
レーザーで取ることもありますが、切って縫った方がこの場合は痛みが少ないと判断しました。
抜糸して数日すればこの通り。
粘膜はほぼ傷もなく綺麗に治ります。
もちろんできた部位、大きさによっては切除方法や切る方向など仕上がりを考えないと本当に綺麗にとはいきません。
口唇粘液のう腫はあんまり聞き慣れない病名だと思いますが、
しばしば遭遇する疾患です。
唇になんかできたけどどこに相談に行けばいいか・・・と悩んでいらっしゃる方はお気軽にご相談ください。
- by りえ先生
- 歯科治療
- 12:07
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