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友人の偲ぶ会へ

こんにちは、りえです。

 

先日、大学時代の同級生の偲ぶ会へ行ってきました。

 

諸事情あって、私が発起人の一人として立ち上げた会でした。

 

その同級生とは東京医科歯科大学で机を並べていたのですが、

卒業後、彼はアメリカに渡って、心臓外科医になりました。

 

日本人がアメリカで一人前の心臓外科医として独り立ちするのは並大抵の努力や才能ではありません。

文字通り、私たち同級生のホープでした。

 

心臓移植も数多くこなし、ドナーハートを受け取りに沢山飛び回っていたそうです。

それこそ、空飛ぶ心臓外科医。

 

心臓外科医として就職するのに、手術の実技試験まであったと言います。

苦労して苦労して夢がやっと叶った矢先に病魔につかまってしまいました。

 

私が乳がんと甲状腺がんが発覚したのも、彼が白血病になる1年ほど前。

 

タイプの違う物かもしれませんが、同じ頃に悪性腫瘍に罹り、彼は亡くなり、私はいまだこうして元気にしている。

全く他人事ではなく、逆の立場もあり得たわけです。

 

 

話は変わりますが、先日いらしたハタチそこそこの患者さん。

喪服を着ていらしたので、ご親戚のお葬式?と伺うと、これから海の事故でお亡くなりになったお友達のお葬式とおっしゃいます。

 

それだけでも、残念なことですが、その患者さん、ハタチそこそことまだお若いのに、すでにご友人のお葬式が3回目とおっしゃるではありませんか。

亡くなられた原因はそれぞれですが、若い方がそんなに簡単にお亡くなりになるのは本当に悲しいことです。

 

人は必ず亡くなります。

そんな当たり前のことですが、十分に生き切った、と言い切れる人生をまっとうして亡くなっていかないと、

なんとやりきれないことでしょう。

 

今回送った私の友人も”やらずに諦めるより、努力することが大事”と言い残していたと言います。

 

私もがんを告知され、死を意識した時に、混乱のさなか、

明日死んでもいいと思える人生を送ってきたじゃないか、何をいまさら嫌がっているんだ、と気づいた瞬間、目が覚めた思いでした。

 

欲張れば際限がなく、諦めれば終わってしまう。

毎日を生き切ることが、生きることも死ぬことも楽にしてくれるコツなのかな、と思っています。

 

今この瞬間の幸せが泡のようであるけれど、その泡が本当に美しいことも知っているということの幸せをかみしめます。

この美しい泡を永久にとどめることはできないし、とどめた瞬間に美しさは違う物になってしまう。

 

そして泡のように消えてしまった、若人の命は、ただ遺された人たちの記憶にだけ空蝉のような美しさを残すのでしょうか。

 

悲しさと寂しさでとりとめのない文章になり、申し訳ありませんでした。

毎日誠実に生きる、まず、それが自分にできることですね。

 

 

 

 

 


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