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お肌とヴァイオリン

こんにちは、りえです。

 

先日お庭と美肌作りの話をブログに書きましたら、なかなか反響があったので、こんなポスターを作っちゃいました。

 

 

美肌治療を始めるのに遅すぎるということはありません。

よく、

 

「もうこんなおばあちゃんだから」

「いまさらねえ」

 

と寂しそうに笑ってためらう方をお見受けしますが、

いやいや、お年を経ていくからこそお手入れ必要ですよ!

というのを、失礼にならないようにお伝えするにはどうしたらいいのか、なかなか悩ましい問題です。

 

ところで、先日次男のヴァイオリンを買い換えました。

いよいよ体が大きくなって、もう大人用のヴァイオリンを、と言われていたのですが、

コロナで買いにも行けず、かといって先生のヴァイオリンをお借りする状況になっていて、

万が一楽器に何かあったら、とプレッシャーを感じていたのですが、

ようやく少し落ち着いたこの隙に、と先生と一緒に楽器屋さんでたくさんの楽器を弾き比べさせてもらい、本人の気に入った楽器を購入しました。

 

購入した楽器はイタリアのヴァイオリン職人(まだ名人と言われるほどではない、そのお弟子さん)が作った新作ヴァイオリン。

お値段もそこそこしましたが、もちろんプロの方が使うようなのに比べれば全然お安いそうです。

 

新作ヴァイオリンとは違って、幾人もの弾き手の手を経たヴァイオリンもいくつも試させてもらいました。

結局、本人が気に入ったのに出会えたのでまったく文句はないのですが、

いまさらながらオールドヴァイオリン?モダンヴァイオリン?新作ヴァイオリン?いったいヴァイオリンて楽器の価値ってどんなもの・・・?と

ネットで情報を私なりに集めてみました。

 

手工品としてのヴァイオリンの世界には”中古”という概念は基本ないそうです。

(さすがに大量生産のヴァイオリンではあるかもしれませんが。)

 

まだ誰も弾いていない新作ヴァイオリンは、これからどんどん音が変わるそうで、

それこそ、1時間弾いているだけでも変わっていくこともあるくらい、弾き手と共に成長していくと言われています。

 

人の手を経てきたヴァイオリンは基本的に音は完成している。

特に、オールドヴァイオリンと言われる1600〜1700年代に作られた楽器などはものすごい価値を持っています。

でも、下手に使っていると音を潰してしまうことがあるといって、弾き手にとってもプレッシャーがかかるそうです。

 

といっても、正直ヴァイオリンの価値は私にはよくわかりませんし、結局落ち着くところは音が気に入るか気に入らないかみたいなのですが、

どうやら大事に弾き込んでいると音が良くなってくるようです。
本当のヴァイオリンの価値は50〜200年後に出る!と書いてあるサイトもありました。
つまりヴァイオリンという楽器の世界ではエイジングはむしろ価値になるのです。
新作ヴァイオリンの音が変化するというのも楽しみですが、
オールドヴァイオリンの枯れた音も魅力です。
人も一緒で、新しいうちはまだまだ変化し、古くなればその分個性が際立ちます。
でも、放っておいたり、扱いが悪かったりすれば、ただの中古ヴァイオリンです。
ましてや生きている人の肌は、自分で修復する能力を持っています。
その能力を殺さず、手入れを怠らなければ、美しくエイジングすることが可能です。
最近はアンチエイジングという言葉を嫌う方も増えてきていますが、エイジングを楽しむにはやっぱり手をかけてあげたいものですね。

 

 


美肌と庭は育てるもの

こんにちは、りえです。

 

新型コロナの影響で、休日はほとんどおうちで過ごしています。

私にとってのおうちでの楽しみのひとつがガーデニングなのですが、

実はガーデニングと美肌作りって通じるものがあるのです。

 

結局、私は”育てる”ということが好きなんだと思います。

 

庭は放置していると、基本的に生きてはいても、なかなか勝手にきれいな花は咲きません。

雑草も生い茂って、うん、生きてるね、けど野性的だね・・・となりますが、

このところ休日のたびに植物をひとつずつ見つめてやって、

枯れた部分を取り除き、肥料をやって、添え木をしてやり、日当たりを変えて、なんて手をかけていると、

暖かくなる季節に合わせて、ぐんぐんと美しくなってきました。

 

人間も生きていますから、自然に成長し、修復していく力が備わっています。

 

私は修復されていったりする実感を目で見たい方なので、

『形成外科』『美容皮膚科』なんていう科を選んだのだと思っていますが、

植物が生き生きと育っているだけで美しい、と感じる私としては、

ひとの皮膚も、何にも妨げられることなく、自分の力で気持ちよく健康な状態が美しいと思うのです。

 

庭とひとくちに言っても、私は自然の雰囲気を楽しむイングリッシュガーデンが大好き。

 

イタリア式庭園やフランス式庭園に代表される幾何学的にいろんな形に刈り込まれた植栽なども、それはそれですごいのですが、

私の好みは手入れをしているのに、自然に見せるイングリッシュガーデンです。

 

手をかけているけれどナチュラルに見せるのが美肌作りもガーデニングも醍醐味だと思うのです。

 

毎日の水やりと同じように、毎日保湿のスキンケア

肥料をやるようにサプリメントや点滴で補充し、

余計な雑草を抜くようにシミ取りをして、

枯れた部分を取り除くように、しわを減らす。

 

奥に背の高い植物を植えて、手前に背の低い植物を植えると庭に奥行がでますが、

フェイスラインを整え、アートメイクで眉を整えてあげるとフレームがはっきりして、パーツが引き立ちます。

 

もちろん、いつもいつも同じような手入れ・治療をしていても、自然が相手なので、必ずしも同じ結果にはならないのですが、

この庭の気候に合った植物を植えて育てるように、

その人ひとりひとりの生活に適した治療を探して選んで”美肌を育てる”

 

二つと同じ庭がないように、同じ顔はありえません。

 

庭を育てるのも、綺麗を育てるのも毎日の変化に適応していくように試行錯誤しながら経年変化をみていくのが醍醐味と言えるでしょう。

 

我が家の庭は基本まっさらな土だけのところから始めましたが、

数年たって、宿根草が根付き、低木がしっかりと枝を張り、落ち着いてきました。

手入れをし続けることで風格のある庭へと育つことでしょう。

 

お肌も手入れを怠らず、経年変化を楽しむ気持ちになれば老いも怖くはありません。

 

私はプロの庭師ではありませんが、プロの美肌師だと自負しています。

一緒に美肌を育ててみませんか?

 

 

 

 

 

 


COVID-19との戦闘開始

こんにちは、りえです。

 

とうとうWHOがパンデミック宣言を出しました。


メディスタイルでは2月の早期から対策会議を行い、

スタッフの毎朝の検温や、院内の感染予防を徹底、ミーティングはオンラインで行うようにしました。

 

 

そんな中で新クリニックの開院があり、人が集まる内覧会を行うことも迷いつつ、

スタッフたちの努力で、滞在時間を短く、回転よくご案内することで想定以上の方に内覧していただくことができました。

 

ホットヨガに通っていたスタッフは、以前インフルにかかったことがあったので、本能的に?危ないと思って、

コロナのニュースが始まったあたりから通うのをやめてくれていて、後でリスクが高い場所だということが分かり、やっぱりよかったね、とホッとしています。

 

少しずつ意識を上げつつも、平常心を保つことを心掛け、

休校になってからも子を持つ母親スタッフは協力しつつ、業務に支障が出ないように上手に助け合っています。

 

とはいえ、急な休校に働く母はさぞ大変だろうと、ハウスモリーさん、カルチェットさんと協力し、

逗子キッチンから池子の学童さんに1週間という短い期間ですが、お弁当を無料で提供させていただきました。

新しい試みを行うことで、また視点が変わり、さらに新しいつながりができてきました。

 

私も転んでもただでは起きない性格なので、これを機会にオンラインでできることなども増やしていきたいと思っています。

 

しかしながら、確実に迫っているなと感じます。

私の長男はアメリカの全寮制に留学しているのですが、昨日の朝、寮が閉鎖するとの電話があって、

今晩もう日本に帰ってくることになりました。

 

そして私の弟はみなと赤十字病院という日本でも1,2を争う救急搬送受け入れ数の3次救急病院で働く救命救急医でしたが、

この3月まで1年間東大の大学院で勉強していました。

みなと赤十字病院というと、ダイヤモンドプリンセス号が目の前に泊まっていた病院です。

まさに新型コロナ最前線。

仲間たちは防護服を着て、働いているそうです。

 

4月からまた元の職場に復帰するということで、当分顔を出せなくなると言って明日わが家へ遊びに来る予定です。

私は同じ医者でありながら、今回の感染症を治療する立場ではありません。

でも、ひしひしとその重責は手に取るように分かります。

 

昨日は両親のところに行って来たそうです。

落ち着くまでは、高齢の両親に会うこともしないでおくと言っていました。

 

COVID-19と人類との戦いが始まっています。

 

私たちができることは、感染の広がりをできるだけ少しでも遅くすることです。

 

日本は早期に感染国になりましたが、なんとか踏みとどまっていると思います。

 

他国の例でもあるように、ウイルスとの戦いの敗北は医療体制の崩壊です。

初めてのウイルス感染症とはいえ、観察し、対症療法を丁寧に行っていき、人間が備えている自然治癒力での回復を促していくことが肝要。

そのためには、医療体制がパンクしてしまっては大変です。

重症者がいちどきに集中することを避けなければいけません。

 

かかっても軽いんでしょう?と油断せず、みんなが一日でも時間を稼ぐことでワクチン・特効薬という援軍が来るまでウイルスからの攻撃から城を守り抜きましょう。

 

 

 


2019年の夏

こんにちは!りえです。

 

あっという間に9月。

 

今年、8月は例年になく、の〜んびり過ごしたなあ、という気がします。

(ブログも更新せずに・・・)

 

次男が中学受験なので、さすがにどこにも行けず、

お盆はせいぜい夫の実家である広島へ。

 

(短い期間に凝縮して虫を採りまくる息子・・・)

 

しかしそれも、台風が直撃する、との前情報で一日早く帰宅。

夏休みは何も予定を入れない日が何日もあって、なにやら私ってば”休みベタ”?な気分に。

 

だら〜っと寝そべって子供が勉強するのを横目に見ながら、チビくんが寄ってくるのを適当にいなしているうちに

ハッと気づけばもう夕方!!

 

いつもだったらガーデニングを楽しむのですが、暑いし蚊が出るし、でお休み。

 

トマトもあまり世話をしてやれず・・・

でも勝手に出てきたカボチャが収穫できたり

 

ろくに本も読まず無為な時間を過ごすのもいいものだ、と思えたのは仕事が始まってから。

自分の範疇にない分野の教科書など、なかなか頭に入らなかったのが、

休み明けは恐ろしいくらいにスイスイと理解ができ、

普段どんだけ頭の容量いっぱいいっぱいにしてるんだ〜!と一人突っ込み。

 

調子に乗ってAmazonで興味はあるけど苦手分野の本を買いまくってしまいました。

(そして仕事始めから2週間たった今、山積みの本に呆然・・・)

 

新しい機械を買ったのが届いたり、次の新しい機械を試したり。

9月に入ってわあっとまたいろいろ動き始めました。

 

9月23日には当医療法人主催のフレスコボール大会も!

(詳細またUPします。)

 

夏に充電した分でまた頑張ります!

 


成長と旅立ち

こんにちは、りえです。

 

今日はまったくプライベートな話題です。

 

先ほど、中一の長男を成田空港まで送ってきました。

 

ほんの2週間ですが、春休みを利用して短期留学のためニューヨークへ一人で旅立っていきました。

 

来年の9月から本格的に留学するのを見据えての体験留学です。

そして残された私ときたら、周りによく言われる寂しさよりも、

 

「めでたい!」

 

という気持ちになってブログを書いています。

 

中学受験のとき、愛知県の全寮制の学校も特別給費生として合格していたのですが、

中学生から全寮制に行かせるなんて反対!と許さなかった私です。

しかし、長男はこの1年でずいぶん成長しました。

 

留学したいと決めたのも本人です。

 

あまり口数の多いほうではありませんし、

いわゆる中学生男子の馬鹿さ加減もたっぷりと持ち合わせてはいるものの、

でも自分で決めたことはきちんとやる意志の強さなんかもあり、

母としてはもう見守るしかないな、という心持ちです。

 

留学する日が近づいてくると、単語帳を握りしめ、一生懸命英語の勉強をしていました。

そして昨日は自分からさっさと髪を切りに美容院に行って(いつもはパパが切る)準備万端。

 

もはや思春期になり、ベタベタと甘えてくれることももうなくなってしまった彼ですが、

行く直前に

 

「おにぎりが食べたい」

 

と保温時間長めのありあわせのごはんで作ったおにぎりを

 

「おいしいおいしい」

 

と食べてくれたのは、

私の勝手な思いかもしれませんが、私への感謝の気持ちの表現なのかな、と解釈しています。

 

ここのところの子供達のダイナミックな成長ぶりが目覚ましく、

一瞬も目を離せないスリリングな気持ちを味合わせてもらっています。

 

我が家は3人の息子たち。

 

女子も欲しかったでしょう、と言われますが、

もはやよくわかりません。

この息子たちが私の元に生まれてきてくれてよかったなあ、と思うばかり。

 

留学したいというのを聞いたとき、何をわざわざ苦労しに行くのか、とはじめは思っていましたが、

何なんでしょうね、男だから?彼だから?

もう気持ちは外に向いているんだ、と母は自分を納得させざるを得ないんですね。

 

自分がよい母かはわかりませんが、結局もはや私は古里でありさえすればいいのかな?と。

 

クリニックを開院した時に幼稚園生だった息子は一人でニューヨーク行っちゃうようになりました。

ああ、めでたい!

 

今日のこういう気持ち、書き留めておかなければきっと忘れちゃいますよね。

お付き合いいただきましてありがとうございました。

 

そして長男、いってらっしゃ〜い!!

 


癌から五年のクリスマス会

こんにちは、りえです。


昨日はメディスタイル全体の、クリスマス会兼忘年会でした!



正確な数字はもはや把握していませんが、今回はスタッフが50人以上、スタッフのお子さん達も30人以上参加してくれました。


思い返せば5年前のこの会で私はスタッフ達に、これから癌の治療を受ける、未来は分からないけれど、前を向いて頑張ると宣言しました。

その時は10人ちょっと入るといっぱいのイタリアンレストランで、

まさか5年後こんなに元気に、そしてこんなに沢山の仲間たちに囲まれて笑っていられるなんて思ってもみませんでした。


体の一部を失い、人に可哀想と言われたこともありましたが、

その代わりに、代わりと言うのはおこがましいほどの出会いと、チャンスと、経験を頂きました。


あまり感謝感謝と連呼するのは、白々しくて照れくさいのですが、

やっぱりみなさんに感謝です。


温かい地域の人たちに受け入れていただき、信頼できるスタッフに囲まれ、

リスペクトし合える友人達や、お互いを思いやれる家族達に支えられて、これ以上望むものはありません。

あとはどうやってこの恩を返していこうかと思うばかりです。


どんなに苦しくても、前に進もうとする意思と周囲の人達への誠意を忘れなければ、

幸せになれるんだと胸を張って言える今だからこそ、些末なことに振り回されず、

シンプルに物事を見れる気がします。


私は、そんなに大きい人間ではないので、願ってはいても世界人類にまで広げて幸せにすることはできませんが、

せめて私に関わってくれた人達のために、誠心誠意尽くしていけたらな、と心より思います。


2018年も、そしていつのまにか30年も続いた平成ももうすぐ終わり。

また褌締め直して頑張りましょう!




中国に行ってきました。

こんにちは、りえです。

 

また台風が近づいてきているようで、心配ですね。

 

クリニックがお盆休みをいただいている隙に、淳二先生と二人で中国・武漢へ行ってまいりました!

 

武漢出身の歯科医の先生で、淳二先生のお友達が(香港大学での共同研究で知り合ったそうです)クリニックをオープンするにあたり、手伝ってくれないかと言われていたため、

とりあえず、見に行こう!ということで、視察と観光を兼ねて。

 

武漢は長江という大河のほとりの中国8番目の都市だそうです。

飛行機の上から見ると長江が蛇のようにのたくっていて、周りの湿地帯に赤い屋根の村が点在しています。

市内には睡蓮の池や湖もあって、水運も大きな位置を占めているのかなと思います。

 

 

武漢の空港は新しくできたばかりだそうで、近代的でそのうえ巨大でした。

 

 

市内には、日本ではありえない(底面積)×(高さ)の比率の、細長ーいたかーい建物がそれこそ林立。

しかもそれが、たくさん工事中で、この建物に全部人が住むとなると、ものすごい人数になりそうです。

 

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訪問先の歯医者さん夫婦のお住まいのある敷地は、まるで代官山のようなおしゃれな街並み。

 

もちろん、新しいクリニックも、フェミニンではないのに温かみのある私の大好きなテイストの北欧調インテリアで、

とってもおしゃれできれい!

 

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(なぜか我々だけ白衣・・・)

 

あら、こんなところに、見慣れたものが・・・

 

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泊まったホテルも夜見ると、スターウォーズの空母か!?と見まごう程の近未来的な巨大建造物でした。

 

 

一方で、ヘルメットもかぶらず逆走してくるスクーターや自転車とクラクションが入り混じる道路、

上半身裸のおなかの出たおじさんが歩いていたり、

注意して歩かないと絶対転びそうになる荒れた舗装の道、

道端で蓮の実を売る人、

 

 

 

未来感と懐古感とが混在している様はやっぱりスターウォーズ?

 

とにかくスケールが大きく、勢いがあって、落ち着いた日本とは全然違う印象で、

何がそうなのかわからないのですが、ある意味刺激的でした。

 

今後も、機会をいただければ、ちょくちょく行って、刺激を受けて元気をもらってきたいと思います。

 

 


美容皮膚科学会へ行ってきました

こんにちは、りえです。

 

今日からお盆休みに入らせて頂いています。

 

先週の土日は東京国際フォーラムへ美容皮膚科学会のため行ってまいりました。

 

今回気のせいか、少しこじんまりとした学会でしたが、

各コマ、なにかしら興味を引く話題がちりばめられ、

ひとつひとつが勉強になりました。

 

それから学会に行くたびに数冊本を買うことにしています。

今回はあまりたくさんは買いませんでした。
形成外科医として研鑽を積んでいた在りし日をベースに、現在美容皮膚科医として働いています。
形成外科で学んだ解剖学的視点は皮膚を綺麗にするだけでは叶えられない美しさを支えるために役立っています。
学会の後は高校の同級生だったあかね先生と、
あかね先生と元の勤務先が同じで、最近鎌倉の小町に皮膚科を開業された福永先生とお食事。
(あまりに殺風景な背景だったのでちょっとお絵描き)
福永先生は由比ヶ浜出身で、海大好きな明るい素敵な先生です。
開業あるある話、お子さんのお話などなど話も盛り上がり、ご近所のよしみで今後も仲良くしていただくことになりました💕
学会に行くといろんな刺激があります。
毎日の診療に活かすべく、お勉強せねば!
今日はクリニックはお盆休みですが、仕事で中国に出張です。
飛行機が遅れて、成田でぼんやり中。
次に繋がるかは分からなくても、好奇心持って色んなことを吸収してきます!

急なお休みをいただき、ありがとうございました!

こんにちは、りえです。

 

先週の火曜から1週間、急なお休みをいただき、ご予約の患者様に大変ご迷惑をおかけしました。

 

その前の土曜日、朝は元気いっぱい出勤したのですが、診療中から急な悪寒と節々の痛みが出現してきました。

 

上気道症状もなくインフルエンザでもないなあ、寝てれば治るかな、と連休中寝ていたのですが、

最高40.4度という高熱がスパイク状に出現し、こりゃ無理だ、と救急外来へ。

そのまま入院となりました。

 

40度越えの世界は揺らめいていて、この猛暑で40度超えた地域の方々は大変だったんだなあと、いまでこそ自分以外のことにも思いが及ぶようになりましたが、

40度から平熱までの上がり下がりの激しさ、特に上がるときの震えの辛いこと!

 

結局造影CTやら心臓エコーを撮っても感染巣は分からず、

4年半前に抗がん剤を入れるために皮下に留置したCVポートの感染の可能性があるとして、乳がんの手術をした病院へ急遽転院し、抜去しました。

 

抗生剤が効いたのか、ポートの除去が効いたのか、

開業医の休みの心労を慮ってくださった外科チームのみなさんのおかげで熱が出なくなってきたので一安心。

 

入院中、血液培養の結果次第ではさらに4週間点滴を続けなければいけない可能性もあったので、なかなか復帰の時期を患者様にお知らせできなかったのですが、タチの悪い菌は検出されず、まだ安心しきってはいない感染症内科の先生に無理言って退院してきました。

 

退院して仕事していたら、どんどん元気になってきたので、結果オーライなのですが、

 

入院中辛いことは点滴のための血管が取れないこと!

 

 

私がこれまで見てきた患者さんと比べても1、2を争うほど血管確保が難しいものですから

 

「stage1の患者さんであんまり入れる人いないよ」

 

と言われつつ、

 

「抗がん剤やるなら絶対ポートを!」

 

とお願いして入れてもらった経緯があるのですが、

 

もともと細い血管が、抗がん剤の影響と、炎症のむくみと、余計なお肉とでますます見えづらく、

退院の頃には私の両前腕は焼け野原、、、

 

手首の内側に針刺すのって痛いのね、、、

 

 

この腕を見たら、誰もが、「乳がんの治療中ポートあって良かったね」としみじみ。

 

せっかく取ったけど、もうポートが恋しい〜

 

病棟の担当ナースさんだけでなく、外科チームの先生方が代わる代わる、2回の点滴でダメになるヘタレ血管を必死に探してくださって、痛いんだけど、みんなの頑張りを見ていると泣けない、という自分の努力じゃどうしようもない状況にすっぽりはまって・・・

 

最後のダメ押しの点滴は結局点滴取れずカルテに「患者拒否のためせず」と記載されて終了となりました・・・

 

さすがに4年半置いておいたポート。7月上旬の癌の定期検診で「いつ抜去する?」と話がでていたのですが、

高濃度ビタミンC点滴続けたいし、もうちょっと・・・なんて引き延ばしていました。

これでもう癌の一連の出来事は終了!といきたいところです。

 

 

帰ったら玄関に“チームりえ”からの素敵なフラワーアレンジメントが。

 

 

理解ある患者様と、私について来てくれる頼もしいスタッフ達のお陰で、また頑張れます!


葉山耳鼻科建設中です!

こんにちは、りえです。


最近、個人的に今さらな感がありますが、Instagram を始めたもので、

ブログの更新がすっかりご無沙汰になっています。


来月の逗子院皮膚科専用フロア拡張リニューアルオープンに向けて、電子カルテのバージョンアップやら、

引っ越し計画だったりしていて、

頭の中がものすごい忙しいことになっています。

忙しいついでに今日は常備菜をエイヤっと大量に作ったりして。


午前中には葉山に建設中の耳鼻科の建物の打ち合わせに行ってきました。

新しくなったLAWSONさんの横です。

LAWSONさんの建物、大きくておしゃれですね!


うちの耳鼻科の建物は、割とこじんまり。



まだ骨組みだけですが、形になってきました。

沢山の患者さんに来てもらえたらいいな。




看板の場所とか、外壁の色などを決めました。


その後は混んでると聞いてなかなか足が向かなかったけど、興味のあったTomorrow landのカフェへ



噂通りおしゃれで素敵でした!

(でもちょっとお値段が、、、アイタタ)


カイトサーフィンのお兄さんの様子をぼんやりと眺めて、しばし休息の時間でした。





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